2022年08月06日

東京都中野区立中央図書館お話会

東京都中野区立中央図書館 お話会の報告 86


新型コロナウイルスの感染拡大のためか、図書館は閑散としていましたが、時間になるとお話の部屋に子どもの姿が見られました。一部は小学2年生と年長さんの姉弟2人、二部は3歳の女児、4歳の男児二人、それぞれの保護者三名計6名が参加しました。二部は平和をテーマにしていましたが、参加者が34歳児と幼かったため、ともに楽しめるように内容を変更しました。



★1部 1330分から1345分 参加 子ども2人 大人0人

   テーマ こわい?かわいい?おばけの日!


@  パネルシアター

「おばけちゃん こんなになっちゃった」(井上)自作


A  絵本『おばけだじょ』ツペラツペラ 学研 (伊知地)


B  語り「真っ赤なく・ち・び・る」 

藤田浩子・フラン・ストーリングス

『世界のおはなし おはなし・むかーしむかし』一声社(井上)



紹介絵本


  ・こわくない こわくない 内田麟太郎 童心社


・ねないこだれだ せなけいこ 福音館書店


  ・おばけのいちにち 長新太 偕成社


  ・いちにちおばけ ふくべあきひろ PHP研究所


  ・きょうはすてきなおばけの日 武田美穂 ポプラ社


  


★2部1430分から1445分 参加 子ども3人 大人3

   テーマ 平和への願い  


 @  絵本『キンコンカンせんそう』ジャンニ・ロダー作 講談社 → パネルシアター「おばけちゃん こんなになっちゃた」 (井上)に変更


 A  絵本『6わのからす』レオ・レオニ あすなろ書房 

→ 絵本『おばけだじょ』ツペラツペラ 学研(伊知地)に変更


 B  語り びんぼうこびと ウクライナ民話 福音館書店 伊知地 




   紹介絵本


・へいわってどんなこと 浜田桂子 童心社


・ぼくがラーメンたべてるとき 長谷川義史 教育画劇


・なぜあらそうの ニコライ・ポポフ BL出版


・ぼくの犬 ジョン・ヘナファン文 日本図書センター 


  ・どろぼうがないた 杉川としひろ  

冨山房インターナショナル

  ・世界がもし100人の村だったら4 子ども編 
池田香代子 マガジンハウス


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posted by 語り手たち at 22:53| Comment(0) | 中野図書館

基礎講座修了生「十三人の語りの使徒」 企画 @

基礎講座修了生 「十三人の語りの使徒」企画@

5月に基礎講座を修了した「13人の語りの使徒」がステップアップのために企画した実践講座です。

お話会やお話の導入に活用できる作品をキットを使って作成し、演じ方を学びます。

広い部屋を用意していますので、ぜひご参加ください。


「トラさんとトラさんがこんにちは!」

  を作って演じてみましょう♪

●開催日時:9月4日 (日) 14:00〜16:00

●場所:江東区 総合区民センター7階 (第5会議室)

〒136-0072 東京都江東区大島4-5-1

*JR総武線「亀戸」駅 北口より徒歩15分

*都営地下鉄新宿線「西大島」駅 A4出口より徒歩1分

*バス利用 ※都バス「西大島駅」下車徒歩1分

●内容:おはなしかごさんの手袋人形キット「トラ」(2体)を作って、

 「トラさんとトラさんがこんにちは!ばったり出会ってこんにちは!」

  の演じ方を学びます♪

参加費:語り手たちの会 会員 800円、 一般 1,000円

持ち物フェルトを切るハサミ、布用ボンド、

  ・お持ちでしたら・・・透明グルーガン・持ち帰りの袋

●申し込み:Eメール info@katarite.com 

   件名「修了生企画参加希望」と記入、

   本文に @氏名 A連絡先を明記して送信してください。 

●申し込み締め切り  8月15日 (月)  定員30名 先着順

問い合わせ先:Eメール info@katarite.com

(語り育成事業部)伊知地晃子 03-3381-1459


(チラシをクリックすると大きくなります)

【最新】Aグループ企画のご案内3 -A5.jpg

posted by 語り手たち at 22:07| Comment(0) | セミナー・ワークショップ

2022年08月05日

太陽と月の詩 No.237 巻頭言

戦場での語り 

東京都 足立区  大島 廣志 


 ロシアのウクライナへの侵攻は五ヶ月に及びますが、未だに停戦の兆しもうかがえません。日本のテレビは、毎日、ウクライナの戦場を映し出しています。 

 防空壕の中で、少女が懸命に歌っている映像は全世界に広まりました。リビウの避難所となっている劇場で、ウクライナ民謡を歌う歌手がいました。ポーランドへ避難する人々にピアノを聞かせる青年もいました。 

 歌や音楽は、戦場や避難所にあって、人々の心をいやしているのです。それでは、子どもたちの幸せを願って語りを続けている現代の語り手は、戦場や避難所で何ができるのかを考えさせられました。

 ウクライナのゼレンスキー大統領が三月二十三日に日本へのメッセージを発信しました。その中で、「妻が視力の不自由な子どものためのプロジェクトに参加し、日本の昔話をオーディオブック化した」1 と話していましたが、この昔話とは、「桃太郎」と新美南吉の『二ひきのかえる』でした。「桃太郎」は弱小連合が巨悪に立ち向かう話であり、『二ひきのかえる』には「けんかのなかなおりはむずかしいことじゃない」(前書き)とあります。さらに、ウクライナには『てぶくろ』、ロシアには『おおきなかぶ』があります。これらの話は、今、ウクライナでどう受けとめられているのでしょうか。 

 太平洋戦争の最中、ニューギニアの戦地で山形県最上出身の故新田小太郎さんは、戦傷兵の看護をしていました。兵隊が亡くなる前に昔話を語ってあげると、皆、笑顔で息をひきとったといいます。そんな語りもありました。ドイツのルジュモンさんが書いた『グリムおばさんとよばれて』には、著者が野戦病院でグリム童話を語っていた様子が細かに述べられています。新田さんもルジュモンさんも大人に向けた語りでしたが、ここには「語りの力」があります。 

 もし、日本が戦争に巻き込まれたとき、語り手は何ができるのか、できることは語りです。では何を語るのか、今、一人一人の語り手が考えるときではないでしょうか。 

(語り手たちの会理事

posted by 語り手たち at 08:43| Comment(0) | 出版物