2009年02月18日

心に響く語りの世界

宮崎県「心に響く語りの世界」
報告:地域活動支援事業担当 君川みち子

2009年2月18日(水)に、宮崎の神宮会館にて「心に響く語りの世界 櫻井美紀コンサート」が開かれました。主催は宮崎語り手の会「おはなしさんぽ道」です。
日本昔話より「鶴の嫁さま」、小泉八雲作品より「弁天堂の契り」、ギリシャ神話より「エロスとプシュケ」の3話で、語りの魅力と多様さを味わってもらうことになりました。「期せずして結婚の話ばかりになりました。一生、恋と愛の物語を語る語り手が一人いても、いいのではないかしら」と櫻井さん。
宮崎日日新聞、朝日新聞などの記事には、語りの素晴らしさと共に「再話で独特の語り」「テキストの丸暗記ではなく、物語を自分の言葉に置き換え伝える「再話」の手法」と書かれており、会の活動を知ってもらういい機会となりました。
207名の参加者の中では、60代、70代の男性が多く、語りは初めてという人が殆どでしたが、皆さん、感動したとの感想。これからの語りの場が開けていくのではないでしょうか。

アンケート、133通の中の一部を紹介します。

「古代より日本では、言霊は心の波動で相手の心に響くといわれますが、今日は波動が確実に伝わりました。人間は、言語を与えられ、聞けることに感謝します。(60代男性)」

「三千年前から伝わるギリシャの物語をとても興味深く聞くことができました。『運命に従い、苦しみや不幸で心が清められる』ことを語りの中で肩の力を抜きながら学ぶことができました。(30代男性)」

「ゆったりとした語りの世界を心から楽しみました。この様な会があることをたくさんの人に知ってもらいたい。(70代女性)」

宮崎でという企画が持ち上がってから7ヶ月…会場、チラシ、笛奏者等、地元の方たちの力で本当にいい会になりました。「このような大人のための大きな会ははじめてでしたが、仲間と力を合わせてやり遂げたことは、自信になりました。」と中心になって活動して下さった那須道子さんの言葉です。
皆さんもまずは一歩を踏み出してみませんか。地域活動支援は、少人数の会でも大丈夫です。ご連絡、ご相談をお待ちしています。

(地域活動支援事業担当連絡先 042(531)1471)
posted by 語り手たち at 10:00| 地域活動支援

2008年05月11日

山形弁の温かさに包まれて

埼玉県 「山形弁の温かさに包まれて」
報告:埼玉県熊谷市 徳岡元子


 5月11日、熊谷市で君川みち子さんをお招きして「五月語り」を開きました。当日、朝は予報通りザーザー降りの雨でしたが、始まる頃には殆んど雨も上がり新緑が一層目にしみました。語りの会場の会議室には、白い色のお花を中心に、お花をたくさん飾った舞台を作り、十時半開演となりました。君川さんの語りを聞くのはほとんどの方が初めてです。聞き手一人ひとりの心に語りかけるように「ほおずきのはなし」が始まりました。全部で八話語って頂きましたが、笑いあり、涙あり、会場全体がひとつになって幸福感に包まれました。そして皆さんがお帰りになる時「とても良かった。また聞きたい。」「こういう世界があるのを初めて知った。」「とても幸せな気分。」「故郷を思い出した。」「心がほっこりした。」など温かい言葉を頂きました。
 午後からの交流会にもこの幸せ感は続きました。三十一名の方が残って下さり、君川さんを囲んで、地元の方、語り手たちの会の方、全く初めて語る方など十一名の方の語りを楽しみました。この機会を通して、いろいろな語り手に出会い、お話の面白さを堪能しました。
 後日実行委員三人で五月語りの反省会を持ちましたところ、当日は九十四名の参加がありました。ほとんどの方が熊谷近辺の方でしたが、その内二十六名の方が二十代から三十代の保育士さんでした。小さな子どもの中にも語りが広まったら良いなと思いました。
 「五月語り」で播かれた種が、熊谷で芽を出し、根付くことを期待しながら、今後の活動を探っていきたいと思っております。
posted by 語り手たち at 10:00| 地域活動支援

2018年10月22日

語りの会大村 春風のお話会

長崎県「語りの会大村 春風のお話会」
報告:長崎県大村市 西村チエ子
埼玉県日高市 曲田晴美


曲田晴美さんをお迎えして「春風のお話会」
長崎県大村市 西村チエ子

まだ寒さの残る中、2月29日に「大人のためのお話会」3月1日に「子どものためのお話会」を開きました。
大人のお話会参加者のうち、初めて「語り」を聞く方が7割、語りの活動をしている方が3割という状況でした。曲田さんはそのことを考慮してくださり、説明を加えながらお話を進めてくださいました。その、暖かくて飾らないお人柄に「とても楽しくお話の世界に入り込めた」と、大好評でした。
翌日の「子どものためのお話会」では、開始30分前から大勢の人たちがあつまってくれました。それほどこのおはなし会を楽しみにしてくださったのかなと、嬉しく思いました。
子どもたちが百人くらい集まり、いよいよお話会が始まりました。手遊びの「ふしぎな指」では、途中が抜けていると大騒ぎ、子どもたちもたちまち曲田さんの世界に入り込み、いろいろな
お話に夢中で聞き入りました。「ねことねずみ」のお話を聞いたあと、ハンカチでねずみさんを一生懸命に作り、大事に抱いて帰っていきました。
一部を終わり、イトチカさんを聞ける子どもたちに残ってもらいました。保育園の年長さんと3歳くらいの女の子もいましたが、最後までちゃんと聞いてくれました。子どもも大人もイトチカさんによって空の大穴が見事に縫い上げられた結末に大いに満足し、お話会を終えることができました。教えていただいた手遊びは、その後のお話の出前で早速大活躍をしています。これからの私たちの活動に、パワーとやる気をたっぷりといただいた2日間でした。

長崎県「語りの会大村 春風のお話会」
埼玉県日高市 曲田晴美

「もーつれんな もつれんな ほーとけさーまのきーぬいとー」の手遊びで始まった「各地助成事業」の会、私にはお話三昧・遊び三昧の楽しい2日間でした。
最初の夜は「大人のためのお話会」で、手遊び4つに「月の夜ざらし」「3本の金の髪の毛」など日本、外国のお話をとりまぜて6話語りました。翌日は、先生方やお母さんといっしょに子どもたちが百人以上も集まりました。先ずは席の落ち着くまでにとはじめた「やすべいじじいが うんぽんぽん」の手遊びに、あっという間に子どもたちが集中してくれたのです。十数年前、旅先で「北陸地方の手遊びです」と教わったのですが、長崎のこともたちにもとても喜んでもらえました。このほかに手遊びや、ハンカチを使った「ねことねずみ」などお話4話で一部を終わりました。高学年の子どもたちには物足りないかとも思いましたが、多人数と年齢幅で45分が限度だったように思います。二部は、子どもと大人約20数人にポーランド昔話「ゆかいな仕立て屋イトチカさん」など。
その後、昼食の中華薬膳のお店で、前の日のお話会に来てくださった店主さんに請われて、とてもよい雰囲気の中、イギリス民話「ミスターフォックス」をお店に居合わせた10数員の前で語ったのです。ただ今回は、呼んでくださった大村の皆さんのお話を聞きそびれたことが心残りです。
語り手たちの会のお陰で、東京でお会いする各地の語り手にどんなに学ばせていただいたか!語りのセミナーを契機に「期生」による勉強会がいくつもできましたが、各地との「交流合宿の旅」とか、セミナー時の合宿勉強会「講義とワークショップ、お話会」がセットになったものなどが出来たらいいなぁと思いました。
posted by 語り手たち at 07:16| 地域活動支援