2020年02月14日

語りカフェ in 目白

語りカフェin 目白        司会・報告 井上雅美 

1月16日に今年度二度目の語りカフェが開かれました。

新年早々の事で参加者が少ないのでは心配していましたが、8名の人が参加してくれました。

丸くなり、順に語って行きましたが、方言で語る昔話があったり、妖精の話があったり、ご自分で作曲した七草の歌を歌ってくれたりとその人らしいものでした。ただ、語りを聞くだけでなく、感想や意見を言い合えるのも語りカフェならではと思いました。

片岡先生はいつも本の紹介をしてくださいますが、今回は中国系作家のSF小説で、先生の読書の幅の広さに驚かされました。(この本は『語りの世界』68に紹介されています)


【語りのプログラム】 


1.     はなたれ小僧さま「日本昔話百選」三省堂  井上左知子

2.   七草のうた「作詞・関美智子 作曲・山口眞佐代」  
山岸眞佐代
3.   スミレの葉にもきずつく娘よ「お月様より美しい娘よ」
小峰書店  清水七重
4.   みずうみの鐘「ロンドン橋でひろった夢」香山多佳子 
暮しの手帖  中山明子
5.   ポポロくんのせんたくや(絵本)寮美千子 鈴木出版 
野田登志子
6.   ねずみのよめいり 日本の民話 小林与志・絵  鈴木出版 須山優子

7.   三体  劉慈欣(りゅう・じ・きん)  早川書房  片岡 輝





posted by 語り手たち at 23:20| Comment(0) | 千話一夜・語りカフェ

2020年02月10日

弥生語り

〜〜〜〜〜〜〜
 弥生語り
〜〜〜〜〜〜〜


春!語りのぴったりの季節ですね。今回の弥生語りは、1部に『完訳グリム童話集』訳でおなじみの池田香代子氏をお迎えします。

そして2部は、会員による多彩な語りをたっぷりと聞いていただきます。どうぞ、お楽しみに。


訂正してください。


すでにお配りしているチラシをご持ちの方は、連絡先電話番号に間違いがありました。ご迷惑おかけいたしました。

・須山優子 090-1019-6118)→090-18196118)


新しいチラシ → 弥生語りチラシ印刷用(訂正済み).docx




続きを読む
posted by 語り手たち at 20:35| Comment(0) | 語りのイベント

2020年02月09日

太陽と月の詩 NO.227

福島支援平成から令和へ

福島県 福島市 松本 貞子

 原発事故による福島の空間線量は24マイクロシーベルトという高い数値でした。目に見えない放射能汚染の恐ろしさに、どこに身を置いていいのか、自分を取り戻すすべを知らずに、私は何日間かぼーっとしていたような気がします。そんな時、全国の子どもの本の関係者や文庫の仲間、そして語り手たちの会の方々から「どうしていますか」と電話やメールをいただきました。数々のご支援の言葉に励まされ「被災地・福島の子どもと本をつなぐ会」を立ち上げたのは、事故から半年ほど経った九月のことでした。さまざまなグループや図書館のボランティアの人たちからの品物や支援金、そして「語り手たちの会」からは福島の子どもたちに支援に行きましょう、というオファーが届きました。

 子どもたちは登校するときは長袖、帽子、マスク姿、外遊びもできずに運動は校舎の中でというのを私たちは目の当たりにしていました。早速、会員たちで学校などに伺い、趣旨を説明したところ、二十か所ほどの学校や保育園、幼稚園からOKの返事がありました。

 「語り手たちの会」からの語り手を福島駅で出迎え、一日をご一緒できることで、私たちも子どもたちも豊かな気持ちになって現状の辛さを忘れることができました。子どもたちは、目がぱっちりあいておはなしに聞き入ったり、体をよじって笑ったりして一時間(授業時間にして四十五分)を楽しんでいました。先生は「こんなに楽しそうに聞き入るなんて、授業ではなかなか見られませんね、語り手の方々の力ですね」と子どもたちの様子に驚いたようです。

 あれから九年、あの時一年生だった子が中学三年です。その間先生たちは転勤があり、移動先の学校で出会うこともあります。今では「今年もよろしく」と当たり前のように授業時間を語りの時間にしてくださるようになりました。

 しかし県内にはまだ帰還困難地域があり、放射能のごみ(フレコンパック)は我が家の庭の隅にも積まれたままです。復興はまだまだの感がありますが、諦めることなくこれからこの世界を担う子どもたちのためにも、語りや子どもの本を通して、ふれ合っていきたいと思っています。

(会員・福島 子どもと本をつなぐ会代表)



posted by 語り手たち at 21:30| Comment(0) | 太陽と月の詩